きしもとタロー Kishimoto,Taro

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きしもとタロー 著作物

初のエッセイ集+2枚組アルバム

空のささやき、鳥のうた


2009年の初夏から一か月半の間に湧いてきた曲の数々…その中からとりわけ内省的なテーマの楽曲を中心に収録し、二枚にまとめた音楽作品。
楽曲のイメージを綴った散文詩と、其々の曲の解説、そして講演で話したりブログに綴ったりしてきた(しあわせとは・感じるとは・作ることとは…などに関する)哲学的エッセイをまとめた、300ページに及ぶ書籍。
これらがセットになった、ちょっと珍しい作品です。

語るべきものを持ち得ない音楽家は、本当の意味での「音楽」をやってきたと言えるのだろうか…10代の頃から音楽を通し、また暮らしを通して、見てきたもの・感じてきたもの、そして考えてきたこと、それらを世の中に向かって「ときはなしていこう」と思い立って執筆したエッセイ。自分で編集からデザインまでを独学で学び、ほぼ4年の歳月をかけて形にした作品です。

執筆は京都の岩倉という所で、録音は朽木という山奥に建てられた小屋の中で行われました。まさに「鳥のうた」に囲まれての制作でした。

【収録曲】
Disc1
①霧の中を②声のする方へ③誰もいない道で④風に向かって⑤木枯らしの道⑥わだちを踏んで⑦過ぎゆくままに⑧時の名残
Disc2
①夜空の鳥②霜が降りた道③振り向きながら④夜露⑤夜の足音⑥夜明けの風⑦若葉⑧春の鳥

【演奏】
きしもとタロー ケーナ、チョケーラ、アンタラ、シーク
        チャランゴ、チャランゴ・バリトノ、ボンボ他
熊澤洋子  ヴァイオリン
千葉泉   ギター
澤朱里   チェンバロ
増永雅子  アルパ
角南麻里子 チェロ
田中良太  各種パーカッション

¥3,000+税
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我が家にやってきたノラ猫ノラ夫の物語

ノラ夫とボク


「僕はおそらくずっと野良猫の様な音楽家だったのだ。でなければノラ夫とこんな風にして出会うこともなかっただろうし、友人になることもなかっただろう。およそ6年間暮らした京都の岩倉…僕は今そこを離れ、別の土地に暮らしている。彼はあの日々と共に、《あそこ》に生きている。」

2013年11月発刊したこの小さな冊子は、当時発行していた会報の番外編として作ったものでした。しかしどういう訳か反響が大きく、増刷。今は、僕のCDをまとめて購入してくれた方への特典として付けさせて頂くことが多いです。

近い将来に、もう少しちゃんとした形で本にしようかなと思っております。


雲水舎 発刊 ¥250