きしもとタロー Kishimoto,Taro

僕のページへ、ようこそ

きしもとタローです。
京都の山村…京北・山國とよばれる、自然に囲まれた地域で、草を刈ったり料理を作ったり、人と話したり音楽を作ったりしながら暮らしています。自分のこれまでの活動や暮らしを、一言で表すことはできませんが、大まかに言うと僕は次のような人間です。


●辺境の音楽文化を、訪ねる
僕は幼い頃から、世界各地の地域的音楽文化・古くから受け継がれてきた音楽に、心惹かれてきました。10代のうちにほぼ世界全域の音楽を聴くようになっていた僕は、中でも自分を招いているように感じる音楽に出会うと、ちょうど口承詩や神話・経文を暗唱するような感覚で、そういった音楽を自分でもやってみることを、一つのライフワークにしてきました。時間や空間を超えて「様々な人間の生にタッチする」ことに、僕はとてもわくわくするからです。

●笛を演奏する
笛という楽器は、僕にとって特別な楽器でした(普段の仕事では弦楽器を演奏することもありますが)。空気という目に見えないものの流れ、それ自体が音となる笛は、古来から「見えている世界と見えていない世界をつなぐ」管であり、通り道でもありましたから、笛の文化に触れたことによって僕は子供の頃から人類の文化や歴史、精神性に関心を抱いてきました。様々な笛を演奏してはいますが、笛なら何でもかんでも好きなのかというとそうではなく、特に自分と共鳴する笛のみを、演奏したり作ったりしています。

●笛を、つくる
12歳の頃に笛を作り始めた僕は、今でも日常的に笛を作っています。経済が発展した国や地域では、ほぼ全ての音楽・楽器が「商品」として作られたもので、大半の人々は「商業と教育を通して」音楽に出会い「買い物と習い事によって」音楽経験をスタートさせますが、僕の場合は「自分で作る・調べる」からのスタートでした。現在舞台で使う様々な笛のうち、竹製のものは全て自製作のもので、楽曲に合わせて新しい笛を一から考えて作ることも多いです。

●音楽作品を、つくる
僕は「旋律(メロディ)をつくる」ことに特別な関心を持ってきました。自分がこれまでに出会った世界各地の様々な旋律を受け継いでいきたいという想いもありますが、同じように「自分で旋律を表していく」という行為自体も、受け継いでいきたいと思ってきました。日々その時々で旋律を表していくことも、僕のライフワークと言えるかも知れません。

●話を、する
人間の意識や思考、文化・人間関係・社会生活に関して、講演を引き受けたり、大学で講義をしたりしています。僕にとって、音楽文化に関する知見や考察は、社会生活や個人の思考・意識に関する知見や考察にとても近いものです。言葉という音や概念を捉えなおすことを調律にたとえたり、様々な社会的関りを楽器の合奏にたとえたりしながら、その人自身の在り方・思考・他者との関わりを変化させていく重要性について、様々な場で話しています。

文を、書く
普段は音楽家としての活動を中心としていますが、僕はもともと人と話したり、文章を書くことも好きです。録音物の他に、あちらこちらに文章を書き、それらをまとめて本にしたりしています(書籍+CDの「空のささやき、鳥のうた」などがそうです)。ブログやFBなどで日々の出来事や考えていることを綴ってもいますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

●企画を、する
今住んでいる地域で、幾つかのプロジェクトを企画しています。その中の一つ「村民歌舞プロジェクト」は、「各家庭で家庭料理を作る…くらいの軽やかさで、普通に暮らす人々が、(買い物や借り物ではなく)自分たちで歌を作ったり楽器を作ったり踊りを生み出したりする地域社会が出来ないだろうか」という想いからスタートした企画で、民俗芸能だとか民族音楽だとか呼ばれているような文化を、地域住民で生み出していこうという試みです。その中に、体験型文化人類学とも言える、冬至祭・夏至祭が含まれています。

音楽を、おしえる
主に南米の縦笛ケナ(ケーナ)や、アイルランド音楽で使われるティン・ウィッスルなどの教室を各地で開講しています。グループレッスンは、音楽経験のない方や「特定の音楽のマニア・愛好者という訳ではないけれど、自分でもやってみたい」というような方々に大きく門戸を広げた音楽教室です。希望される方には個人レッスンも行っており、こちらは完全な初心者対象のものから、経験者対象のかなり突っ込んだ内容のものまで、幅広い内容で行っています。


【主な演奏楽器】

ケナ(ケーナ)、チョケーラ
 ペルー、ボリビアなどアンデス山岳地域で使われる、葦や竹で作られる縦笛
アイリッシュ・フルート(ウッド・フルート)
 アイルランドなどケルト文化圏で使われる、木製の横笛
ィン・ウィッスル
 アイルランドなどケルト文化圏で使われる、ブリキの縦笛
モルダヴィアン・カヴァル
 ルーマニアやハンガリー、チャンゴ・マジャール音楽などで使われる、羊飼いの笛
ティリンカ
 ルーマニアやハンガリーの音楽で使われる、指孔のない笛
フルイエル、フルヤ
 ルーマニアやハンガリーで使われる、縦笛
フヤラ
 スロバキアで使われる、「ヨーロッパの笛の女王」と呼ばれる巨大な笛
シュヴィ、タブシュヴィ
 アルメニアで使われる、縦笛
ブルール
 アルメニアで使われる、斜めに構えるタイプの笛
ミヤコオチ
 自身で開発した、切込み型歌口の縦笛
ブズーキ
 ギリシャの弦楽器で、4コースのものと、アレンジ型の5コースのものを使用
ダニェン
 チベットなどで使われる、三線・三味線の源流と言われる弦楽器

アルバム】
2004 「ハルノヒ」
    1993~97年の初期作品を集めたアルバム ※2017再版
2006 「ホシノウエデ」
    1992~2005年の初期作品を集めたアルバム ※2017再版
2006 「ヒライタ、ヒライタ」 却来花(キャクライカ)
    1997~99頃の作詞作曲作品を中心にしたアルバム
2014 「空のささやき、鳥のうた」
    2009年前後の作品を中心にした2枚組アルバム+エッセイ集

【参加アルバム】
2004 「Tha Man The Fiddler」功刀丈弘
    アイリッシュ・フィドルの功刀丈弘のアルバムに、アイリッシュ・フルートで参加
2006 「恋のうたが きこえる」
    東欧音楽を中心に演奏するヴァイオリン奏者熊澤洋子のアルバムに、ブズーキ他で参加
2013 「わたしをよぶ こえ」
    東欧音楽を中心に演奏するヴァイオリン奏者熊澤洋子のアルバムに、ブズーキ他で参加
2017 「山咲(やまえ)み」高木正勝
    作曲家・映像作家・ピアノ奏者の高木正勝のアルバムに、各種笛と弦楽器で参加

【教室】
大阪梅田…大阪産経学園梅田
大阪十三…日本セカンドライフ協会(JASS) 
神戸住吉…生活文化センターコープこうべ住吉
宝塚売布…コープカルチャー宝塚
京都御池…京都JEUGIAフォーラム
伊丹…伊丹音楽愛好会教室(伊丹アイフォニックホール)

※現在は、関西を中心に開講しています。ご要望によって地方に出張講座をすることもできます。
※個人レッスンは、個別のご要望に応じて、各地で行っております。

【お問い合わせ、Contact】

◆演奏のご依頼、講演のご依頼
 内容・楽器編成・規模・ご予算含めて、お気軽にお問い合わせください
教室・レッスンに関するご相談
 初心者の方、経験者の方、ご希望の笛の種類を含めて、お気軽にお問い合わせください
◆録音物(CDなど)、著作の使用に関するお問い合わせ
 僕の作品は全て、日本音楽著作権協会に登録していません。
 〇商用でご使用希望の方、安価でお使い頂けますので、お気軽にお問い合わせください。
 〇商用以外でご使用希望の方、ご連絡頂ければ、作曲者名・曲名を入れて頂くだけで原則的に無料です。

雲水舎 きしもとタロー tokotoko.taro@gmail.com